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恐竜ツアーに行ってきました <前編>

2024年8月に、恐竜の聖地 とも言うべき ダイナソー州立公園ドラムヘラーへ行ってきました。
弊社では『恐竜ツアー』として、 2泊3日での専用車ツアーでご手配させていただいているルートですが、今回は 3泊4日、レンタカーでゆったり目にまわってきました。

1日目:バンフからブルックス

初日はバンフから出発でしたので、ブルックスまで 約330Km。
カルガリーを過ぎると、直線道路が延々と続きます。ハイウェイ1号線なので、道幅も広く、道路状態も良いので、時速100Km以上でガンガン飛ばしていきます。

ブルックスは平原のオアシスのような町で、ホテルも数軒あり、スーパーやレストラン、バーなど色々揃う、なかなかの規模。 お客様にも初日はブルックスでお泊りいただきます。 ダイナソー州立公園での午前のプログラムに参加するために、ここまで駒を進めておくわけです。

今宵の泊りはブルックス
さっそくビール(でも地元のじゃない)

2日目:ブルックスからダイナソー州立公園

ブルックスからダイナソー州立公園までは 約48Km、1時間弱のドライブ。
9:30からのプログラムに参加するので、朝 8:00には出発です。

パークに着いたらまずはビューポイントへ

眼下に広がるバッドランド、今日はここを歩きます

「恐竜博物館」として知られるロイヤルティレル博物館ドラムヘラーの町の名前をご存知の方も多いと思いますが、ダイナソー州立公園というのは、まだまだ日本での知名度は高くありません。しかし、実際に恐竜の化石が発掘される場所として、非常に貴重な場所です。

今日は、午前のプログラムと午後のプログラムの2本に参加します。なんと贅沢な幸せ!

Dino Stomp

午前は『ダイノ・ストンプ』というツアーに参加。
stomp とは「足を踏み鳴らす」とか「どしんどしん歩く」という意味で、かつて恐竜が闊歩したこの地を、同じように歩いて探索してみようというツアーです。 

ツアーの集合。1人ずつ好きな恐竜とどこから来たかスピーチ。皆さんにご挨拶です。

制限エリアへ入り、歩いて恐竜化石の発掘地をめぐります

ガイドがパークのこと恐竜のことを話してくれます

実際に化石探し。恐竜の骨に触れられるってすごい!

珍しいものがあるから、ちょっと集まって〜

こんなところに、ワニの皮の化石が!
かつてはここが海だったことの証明です

ハドロサウルスの骨の化石。かなり大きい!

他の参加者さんに撮ってもらいました

お昼休憩&ビジターセンター

午後のツアーまで2時間ほどあったので、パークのサービスセンターでランチタイム。メニューもいろいろあります。
ここにはキャンプ客用の食品や氷なども販売しています。

シーザーサラダのラップと、ホットドッグを購入

ビジターセンターにはこの地で採掘された恐竜の化石や歴史、地層のことなどを説明する展示があります

ショップではオリジナルグッズも販売されています

Explorers Bus Tour

午後のプログラムは、エクスプローラー・バス・ツアー。パークのバスで制限エリア内の化石発掘地をめぐるツアーです。 年齢制限も体力的な制限もないので、どなたでもご参加いただけます。 午後は気温も上がってくるので、冷房の効いたバスで行けるのはちょっと安心。 発見された様子や、昔の発掘ではどのように化石を運んだかなど様々な話をしてくれますが、この理解には、やっぱり詳しい日本語ガイドさんのヘルプが欲しいところ。

パークのバス

徒歩のツアーよりも遠くまで来ることができます

発掘された化石をそのまま保存してあります

コリトサウルスの化石は全身がしっかり残されています

2日目の宿泊:コンフォート・キャンプ

ダイナソー州立公園はキャンプ場にもなっています。
自分でテントを設営するキャンプサイトの他に、『コンフォート・キャンプ』というグランピング・サイトがあります。7棟しかないので予約を取るのがとても難しいのですが、たまたま1泊だけ空きがありました。ラッキー!

屋根があるので雨が降っても安心

利用票を掲げておきます

クィーンサイズベッド、ソファー、扇風機

電気も通じているので、冷蔵庫もあります

バーベキューセットは必需品

静かな夕暮れです(日が長いのでもう20時ですけど)

以前はベッドシーツなどリネン類も装備されていたのですが、パンデミック後は安全策で各自持ち込みとなっています。
レンタルもあるようでしたが、今回は自分で寝袋を持ち込みました。頭上には蚊帳も付いています。

盛りだくさんの2日目でしたが、テラスで食事をして、ゆっくりと夕陽を眺めて、のんびりと夜を過ごします。

後編へ続きます