あなたがハイジの里や、古都クール、サン・モリッツへ向かおうとしていたら、ちょっと途中下車をして、もう1か国への旅を楽しんでみませんか。
その国は リヒテンシュタイン公国
この国を目指す日本からのツアーはほとんどないため、あまり知られていない国かもしれませんが、「リヒテンシュタイン」という名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
スイスの東端、オーストリアと接した、わが国の小豆島と同じくらいの小さな国で、由緒あるリヒテンシュタイン家が宗主として統治する、今では珍しい形態の国です。
首都のファドゥーツは歩いても廻ることができる、なだらかな山々と田園地帯に囲まれた美しい街です。 山上に見上げる、お城はリヒテンシュタイン家が住むファドゥーツ城です。 お城の中に入ることはできませんが、中腹まで登ればリヒテンシュタインの街と周囲に広がる美しい風景を眺めることができます。
美しい切手でも有名な国なので、リヒテンシュタインの切手とスタンプ入りの絵葉書を投函すれば、きっと喜ばれることでしょう。
チューリッヒから特急列車で約1時間、ブッフスという駅で下車し、黄色い路線バス、リヒテンシュタインバスで30分で首都ファドゥーツに到着。スイストラベルシステムのパスをお持ちなら追加料金無しで乗車でき、入国手続もなく、気が付かないうちに国境を越えてしまいます。
あまりにも、あっけない、もう1か国の旅ですが、観光案内所では3フラン支払いますと、入国スタンプを押してもらうこともできます。
リヒテンシュタインの地図
リヒテンシュタイン・バス