2024年8月に、恐竜の聖地 とも言うべき ダイナソー州立公園とドラムヘラーへ行ってきたお話の後編です。
キャンプを撤収して、いよいよドラムヘラーへ向かいます。
距離は170Km、約2時間。 360度に広がる平原を眺めながら、直線道路をひたすら飛ばします。
お客様のツアーでは、朝ブルックスを出発し、ダイナソー州立公園でのプログラムに参加して、その後にドラムヘラーまで移動します。 この長距離をガイドさんは1人で担当してくれるわけですから、本当に頭が下がります。

ドラムヘラーが近づくと景色が一変します。この日は山火事の煙で、写真がシャープでないのですが、再び広大なバッドランド、侵食された谷間が見えてきました。
フードゥーズは、風と水によって長い年月をかけて削られた岩が、独特な型の形を作り出したものです。
上部の硬い岩が残されるとキノコのような形状になりますし、柱のように細長く削られた形状もあります。
奇妙な形にも驚きますが、かつてはフードゥーズの上部まですべて土に覆われていたのが侵食したのだと思うと、自然の力や、長い地球の歴史を感じられるような気がします。

フードゥーズ

侵食された岩場に登る観光客

駐車場は有料です。オンラインで支払います

二次元コードを読み取り、車のナンバーを登録してカード払いです。慣れると簡単
まずは町を散策してみましょう。
ダウンタウンの中心部は、さほど広くはないエリアですが、レトロな街並みのあちこちに恐竜がいます。

ビジターセンターの巨大な恐竜の展望台

バンクシー風のティラノサウルスの壁画

恐竜を探しながら歩いてみましょう

公衆トイレだってフードゥーズ型
ドラムヘラーでの1番のお目当てはここ! ロイヤルティレル博物館です。
毎年、展示の組み替えが行われるので、何度来ても新鮮な気持ちで楽しめます。


エントランスでは恐竜たちがお出迎えです

定番のブラックビューティ。大きい〜!

立体のまま化石になった貴重なトリケラトプス

鎧竜のボレアロペルタは、工事現場から発掘されました

古生代ゾーンに入ります。カンブリア紀の生物など、生命の誕生から進化の過程がわかるエリア。ここの展示内容も素晴らしくて、個人的にはワクワクします。

最後にドーンと広いダイナソーホール
何があるかはご来場されてからのお楽しみに!
こんな感じの恐竜ツアーです。
レンタカーでご自身で動ける方は、自由に旅していただければ良いと思いますが、1日の走行距離がとにかく長いこと、そしてよく調べていないと理解しきれない点が多いことなどを考えますと、やはりガイド同行の専用車ツアーの存在は大切だとますます実感しています。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
様々な年齢層、ご興味レベルに対応させていただきます。
2025年はダイナソー州立公園での発掘体験も復活していますので。